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 コンビニ大手が、自動販売機を使った「自販機コンビニ」を増やしている。オフィスビルや学校など休日に営業するのが難しい場所で一定の利益を見込めるほか、各社が悩む人手不足への対策にもなるからだ。

 自販機コンビニで先行するのは店舗数2位のファミリーマートだ。おにぎりやサンドイッチに加え、サラダ、デザートも扱う。全国1600カ所に自販機2100台を設置。うち半分がオフィスビルにあり、病院やホテル、高速道路のパーキングエリアにも置く。もともと2009年に買収した旧エーエム・ピーエム・ジャパンが1990年代に始めたもので、19年2月末には3千台に増やしたい考えだ。

 最大手のセブン―イレブン・ジャパンも今夏、「セブン自販機」を都市部を中心に置き始めた。約1・7平方メートルのスペースに2台の機械を置き、常温からチルドまで四つの温度帯の商品を最大75種類そろえる。期限切れの商品は販売を中止する機能もある。今年度で100台設置する予定だ。

 ローソンは、設置型コンビニ「プチローソン」に力を入れる。自販機ではないが、オフィスなどに棚を置き、お菓子や飲料を自分で取って、支払いはセルフレジで交通系電子マネーを使う。7月から都内で導入し始めている。(上地兼太郎、久保智)