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 御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境)の9合目にある「二ノ池」の近くに、新たな池が出現している。3年前の噴火の影響で誕生したとみられ、山小屋の関係者は「二・五ノ池」「二ノ池ダッシュ」などと呼んでいる。

 山小屋「二ノ池本館」の支配人だった小寺祐介さん(37)によると、昨年6月に立ち入り規制が緩和され、新しい池に気づいた。新しい池は二ノ池よりも小ぶりで、日によって大きさは変わるが、最大でも縦30メートル、横15メートルほどだという。

 池がある場所はくぼ地で、以前から雪解け水や雨がたまることはあったが、これまではすぐに干上がっていた。ところが、3年前の噴火で積もった火山灰が水を通さず、現在のような池になったとみられる。

 以前の二ノ池は、透明度の高い水が青く輝き、山小屋の飲み水にも利用されていた。しかし、噴火で火山灰が混じって濁り、現在は飲めない。新しい池も、同じようなくすんだ水色だ。小寺さんは「二ノ池と新しい池を間違え、写真を撮る登山客もいる。誤解のないよう、新たに地図に加えてもらえれば」と話す。(鶴信吾)