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 自身や家族が脳死と判定されたら、臓器を提供したい――。そんな声に応えようと工夫を重ねる現場を訪ねた。地域ぐるみや施設全体での取り組みが、臓器移植への理解の広がりにつながっているようだ。

 脳神経外科が専門の中村記念病院(札幌市)。「臓器提供意思表示カードをお持ちですか」「臓器提供に関する説明を聞くことを希望されますか」。全ての入院患者にアンケートをし、7年で6例の脳死下での臓器提供があったという。

 「この薬を飲んでいても提供できるか」という質問や「詳しく聞いてみたい」といった声が寄せられた。コーディネーターの高橋美香・看護師長は「希望があれば、コーディネーターが制度や意思表示方法を詳しく説明している」と話す。

家族の相談担う

 北海道は、ほかの地域より提供数が多い。人口100万人あたりの提供数は年0・868人と最多で、次いで四国0・586人、中日本0・486人と続く。背景には地域ぐるみの取り組みがある。医療関係者や経済界などでつくる北海道移植医療推進財団の前身の一つ「北海道移植医療推進協議会」が、移植への理解を呼びかけてきた。1999年に設立した協議会は、臓器提供する患者(ドナー)の家族の相談にのり支える「院内コーディネーター」を育成。病院内外との調整も担う。

 財団副理事長を務める北海道大…

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