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 自民党の金子一義・元国土交通相(74)=衆院岐阜4区=が、次期衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を周囲に伝えたことが分かった。体力問題などが理由とみられる。自民岐阜県連は、後継候補を公募する方向だ。

 後援会や地元県議らによると、金子氏は19日、県連幹部や複数の県議、後援会幹部らに電話で引退の考えを伝えた。21日午後に同県高山市内のホテルで開く地元後援会会合で正式に表明し、支援者に理由などを説明する予定。後継候補の選考について、金子氏や周囲は県連に一任する考えという。

 金子氏は、元蔵相の父・一平氏の後継として1986年に初当選し、当選10回。2005年の「郵政解散」では、自民を離党して無所属で臨んだ藤井孝男元運輸相(74)と岐阜4区で対決し、勝利した。03年に行政改革相、08年に国交相に就いた。

 10月22日投開票の公算が大きくなっている衆院選の岐阜4区では、民進現職の今井雅人氏(55)=比例東海ブロック=、日本維新の会新顔の元同県可児市議・佐伯哲也氏(47)が立候補の準備を進めている。共産は岐阜県内の5小選挙区で唯一、立候補予定者を立てていない。