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 電車内で昨年6月、女性にキスしたなどとして、強制わいせつの罪に問われたブラジル国籍の男性(44)の裁判で、無罪(求刑懲役2年)を言い渡した名古屋地裁判決が確定した。検察側が控訴期限の19日までに控訴しなかった。地検は「判決内容を検討した結果、判断を覆すのは困難と認められた」としている。

 判決は、男性が電車内で20代の女性にキスし、自分の股間を触らせた行為はあったが、女性がはっきり拒絶しなかったことから、男性が自分に好意を抱いていると誤解していた可能性があると認定。「強制わいせつの故意はなく、犯罪の証明もない」と判断していた。