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 兵庫県伊丹市で今年4月、離婚後に離れて暮らす親子が会う「面会交流」の最中に、4歳の女児が亡くなった。父親が無理心中を図ったとみられている。面会交流を求める親も増えている一方、裁判に発展するケースもある。安心して会えるようにと支援する動きが広がっている。

 マンションの一室で松本侑莉(ゆうり)ちゃん(4)と父親(40)が死亡しているのが見つかったのは4月23日。月1回と決めた面会交流の初日だった。首をつった父親の下に、首を絞められたとみられる侑莉ちゃんが倒れていた。

 物に当たり、ささいなことで朝まで説教を続けたという父親。精神的に追い詰められた母親(39)は昨秋、離婚して一人娘を引き取った。面会交流は養育費をめぐる審判の場で月1回と合意した。母親は顔を合わせないようにするため、父親の実家に侑莉ちゃんを預け、その後、父親が遊びに連れ出すことになった。

 事件が起きた日、父親と侑莉ちゃんは買い物や映画に行った後、もともと3人で暮らしていたマンションへ向かった。防犯カメラには侑莉ちゃんのうれしそうな姿が映っていた。ところが、夕方、約束の時間になっても父親と連絡がつかない。警察に届け出て事件が発覚した。

 それまでも求めに応じ、3回面会していたが、問題はなかった。「元夫には嫌な思いをしたが、侑莉はパパが好き。子どもの気持ちが一番だと思っていた」

 離婚後、父親は会社を休み、通院していたとみられる。「もし事件前に知っていたらもう少し様子をみたと思う」。元気に「行ってきます」と言って出かけていった我が子。変わり果てた姿に謝り続けた。「ごめん、ごめん、ごめん。助けてあげられんくてごめん」

 どうすればよかったのか。母親は今も悩み続けている。

■面会交流1万2千件…

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