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 冬に落ち込む梅干しの消費を底上げしようと、「梅」でつながる大学と企業が協力し、紀州産南高梅をつかった鍋つゆをつくった。全国のイオン店舗で27日から売られる。

 梅干しや梅酒などをつくる中田食品(和歌山県田辺市)が、梅花女子大学(大阪府茨木市)の学生、凸版印刷と共同開発した。商品名は「梅豆乳鍋つゆ 梅なでしこ鍋」で、1袋(2~3人前)の店頭価格は税込み430円前後。鶏のだしをベースに、裏ごしした南高梅と、国産無調整豆乳を組み合わせ、酸味とコクのあるつゆに仕立てた。鍋の最後に、梅干しとチーズを使ったリゾットなども楽しめる。

 梅干しは夏バテ予防によいとされ、夏場が販売のピークで、冬場は消費が落ちる。また、中田食品によると、梅干しの平均購買層は40代で若い世代へのアピールも課題だった。

 アイデアを出した梅花女子大食文化学科3年の粟津寧々さん(20)はあまり梅干しになじみがなかったが、「まずは自分が食べたいと思うものを考えた」。自宅で開く女子会などにお勧めしたいという。(伊沢友之)