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 中国共産党の最高指導部である政治局常務委員(7人)の一人で、習近平(シーチンピン)国家主席の右腕とされる王岐山(ワンチーシャン)氏(69)が、10月の党大会で党中央規律検査委員会書記を退任することが決まった。同委関係筋が明らかにした。複数の党関係者によると、王氏は最高指導部からも退くことが濃厚だ。習氏は「反腐敗闘争」の陣頭指揮にあたってきた王氏を留任させる意向だったとされるが、党内の抵抗を受け人事構想が崩れた形だ。

 権力掌握を着実に進めてきた習氏だが、王氏の処遇を巡ってあらわになった党内の反発を踏まえ、今後、慎重な政権運営を迫られる可能性もある。

 王氏は2012年に習指導部が発足して以来、中央規律検査委書記として剛腕ぶりを発揮し、大物高官を相次いで摘発。党内序列は6位だが、習氏に次ぐ実力者とみなされており、その去就は習指導部2期目の動向を占う最大の焦点だ。

 政治局常務委員は「68歳定年…

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