秋篠宮ご夫妻は21日、九州北部豪雨の被災地・福岡県朝倉市を訪問した。とくに被害が激しかった市東部の杷木地区では、多くの人が犠牲になった赤谷川流域の災害現場を視察したほか、被災者と懇談した。

 赤谷川では、下流域に近い市道の橋の上で、県幹部が一帯の被害状況を航空写真などのパネルを使って解説。支流を含む流域で17人が犠牲になったことや、290万立方メートルの土砂と3万9千立方メートルの流木が発生したことを説明した。

 県によると、秋篠宮さまは「どういうところに住まれていた方が被災されたのですか」などと質問したという。説明の後、ご夫妻は上流に向かって手を合わせて一礼した。

 豪雨では、福岡、大分の両県で計37人が死亡した。朝倉市ではいまなお4人の行方が分からず、21日現在で73人が避難所で暮らしている。