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 三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクは、口座開設時に求められる本人確認を一度済ませば、以降はいずれの銀行でもこの手続きなしに口座を開けるようにする。3メガと金融庁は、こうした金融とITを融合したサービス「フィンテック」の実証実験を11月に始め、来春までに課題を洗い出す。地方銀行や証券会社にも参加を呼びかける。

 口座を開くには通常、金融機関ごとに運転免許証などの身分証明書を窓口で示し、他人のなりすましでないことを証明する必要がある。実証実験では、3メガはコンピューターが監視し合うことで改ざんがしにくいとされる「ブロックチェーン」に顧客の個人情報を蓄積。別の銀行で口座を開く際には、行員がこれを参照して本人確認手続きを省けるようにする考えだ。

 金融庁は21日、こうしたITと金融の融合を狙った実証実験が既存の法律に触れないかなどを調べ、助言する専門チームを庁内に作ると発表した。3メガの実証実験についても、この仕組みを使って後押しする。