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 バドミントンのダイハツ・ヨネックスオープンの第3日は21日、東京体育館で各種目の2回戦が行われ、女子シングルスで世界選手権金メダルの奥原希望(のぞみ、日本ユニシス)が同銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)にストレート勝ちし、準々決勝進出を決めた。山口茜(再春館製薬所)も韓国選手を下した。

 女子ダブルスは高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)と福島由紀、広田彩花組(再春館製薬所)らが8強入り。前日に対戦相手が棄権し、この日が初戦となった男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)も準々決勝に駒を進めた。

■奥原、ほえた

 「バカバカバカ。楽すんな!」。5―1でリードした第2ゲーム。見送ったシャトルがギリギリでコートに入り、1点を失うと奥原が宙を見上げてほえた。

 プサルラにはリオデジャネイロ五輪準決勝で敗れたが、8月の世界選手権決勝では1時間50分の死闘の末に破った。しかし、17日の韓国オープン決勝で負けたばかり。この日の「因縁の相手」は本調子ではなかったが、気を緩めず、コートの奥にシャトルを打ってスマッシュを防ぎ、走らせ続けた。「韓国では風のある体育館でコントロールが甘くなった。今回は風が少ないぶん、きっちり後ろに返せた」。世界女王に慢心はない。「優勝はまだまだ遠い道。一つ一つ、やるべきことをやっていきたい」(照屋健)