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 安倍晋三首相が20日の国連総会での演説で、北朝鮮政策について「対話による問題解決の試みは、無に帰した」と述べ、圧力を前面に打ち出した。これまでの「対話と圧力」から、事実上の転換ともとれる立場を鮮明にした。トランプ米大統領と歩調を合わせて強硬姿勢を強調した背景には、自ら衆院を解散して臨む総選挙を有利に進めたいという意図も透けて見える。

 「私は自分の討論をただ一点、北朝鮮に集中せざるを得ない」。ニューヨークで開かれている国連総会。登壇した首相がこう切り出すと、会場にいた北朝鮮政府職員は険しい表情でメモをとった。

 首相は、北朝鮮が核問題解決にむけた2度の合意を破り、「水爆と大陸間弾道ミサイル(ICBM)を手に入れようとしている」と指摘。「なんの成算あって三度同じ過ちを繰り返そうというのか」「必要なのは対話ではない。圧力だ」と各国に呼びかけた。首相は16分間の演説中、北朝鮮批判に8割を割いた。

 同様に北朝鮮を非難したのが、19日に演説したトランプ氏だ。「米国と同盟国を守らなければならない時、北朝鮮を完全に破壊するほか選択肢はない」と強い口調で牽制(けんせい)。ミサイル発射を続ける金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と皮肉った。

 慈成男(チャソンナム)・北朝…

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