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 国民生活センターは21日、コンロについている魚などを焼くグリルのガラス扉で、乳幼児がやけどをする事故が起きていると注意を呼びかけた。歩き始める1歳前後の事故が目立つという。

 2010年12月以降、同センターには医療機関ネットワーク(現在21機関で構成)から、子どもがグリルでやけどを負った事故情報36件が寄せられている。生後8カ月~2歳1カ月に集中しており、つかまり立ちや伝い歩きをする生後13カ月の子どもが8件で最多だった。

 乳幼児は熱い物から体を離す反射が遅く、約15秒かかることも。その場合、64度の熱さのガラスでもやけどを負う恐れがあるという。同センターが実験すると、グリル扉はガスを熱源とする場合、最高で約150度、電気のIHは84度まであがった。ともに使用後、50度まで下がるのに約15分かかった。

 断熱効果のある素材を使って高温になりづらいグリル扉の商品も出ている。専門家は「調理中に子どもを見守り続けるのは不可能。こうした商品も事故予防になる」と話す。