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 広島平和記念資料館(広島市中区)の志賀賢治館長は21日、被爆の実相を伝える「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の開催に向け、米ハワイの真珠湾攻撃の犠牲者を追悼するアリゾナ記念館などと協議を始めると明らかにした。同館は昨年12月、安倍晋三首相とオバマ米大統領(当時)がともに訪れたことで知られ、開催されれば原爆展は初となる。

 志賀館長によると、今月6~19日に渡米し、同館や原爆開発の拠点となったニューメキシコ州ロスアラモスのロスアラモス歴史博物館など4館の担当者と会談。2019~20年の開催を打診したところ、前向きな回答を得たという。志賀館長は「歴史的事実と向き合うのは大きなこと。さまざまな視点から歴史を見ていこうという米国側の姿勢を感じた」と話していた。(松崎敏朗)