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 韓国政府は21日、国際機関を通じて北朝鮮に計800万ドル(約9億円)の人道支援を行うと発表した。南北関係などを考慮して実施時期を決めるとしているが、国際機関の事業計画に合わせて年内にも行われる見通し。北朝鮮の挑発が続く中での支援には、国内外から疑問の声が出ている。

 人道支援の内訳は、国連世界食糧計画(WFP)の栄養強化事業450万ドルと国連児童基金(ユニセフ)のワクチン・医療品支援事業350万ドル。いずれも妊婦や児童らが対象。

 一方、菅義偉官房長官は21日の記者会見で、「国際社会全体として、北朝鮮に対する圧力を強化する必要がある中で、圧力を損ないかねない行動は避ける必要がある」と述べ、韓国政府の対応を問題視した。

 ニューヨークを訪問中の安倍晋三首相は21日午後(日本時間22日未明)に米韓両国の首脳と会談する予定。菅氏は会見で、「韓国側に対して、慎重な対応を求めていきたい」とし、「日米韓首脳会談を含めて、引き続き様々なレベルで緊密に対策のすり合わせを行っていきたい」と強調した。(ソウル=牧野愛博)

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