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 神奈川県大磯町が、給食をめぐって揺れている。昨年、町立中学校に給食を導入したところ、「まずい」「冷たい」と不評で大量の食べ残しが発生。髪の毛や虫などの異物混入も相次いでいる。保護者の大半が希望して始まった給食が、混乱に陥っている。

 「給食に異物がないか探しながら食べているようです」。2校ある町立中学校の一つ、大磯中に通う2年生男子の40代の母親は不安そうに話す。

 大磯町の中学校給食は、保護者アンケートで8割が実施を希望していたことから昨年1月に始まった。各校に給食調理施設をつくると費用がかさむため、東京都内に本社を置く業者の県内工場から弁当を運ぶデリバリー方式とした。

 だが、当初から食べ残しが多く、町が今年5~7月に食べ残しの割合(残食率)を調べたところ、平均26%、多い日は55%に上った。環境省が2015年に調査した小中学校給食の残食率の全国平均6・9%をはるかに上回る。

 町教育委員会によると、7月に…

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