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 大型ハリケーン「マリア」がカリブ海で猛威を振るい、少なくとも17人が死亡した。人口340万人の米自治領プエルトリコでは全土が停電し、全面復旧には数カ月かかる見込みだ。

 カリブ海諸国は9月初め、「大西洋史上最強」と言われたハリケーン「イルマ」に襲われたばかり。マリアは20日、全5段階で上から2番目の「カテゴリー4」の強さでプエルトリコに上陸し、送電網を破壊した。プエルトリコは740億ドル(約8・3兆円)の負債を抱え、事実上、財政破綻(はたん)している。送電網の維持管理もできず、AP通信によると知事は「インフラが脆弱(ぜいじゃく)なので、こうなることは分かっていた」と話した。

 米国立ハリケーンセンターによると、マリアは米東部時間21日午後5時(日本時間22日午前6時)時点で、西インド諸島のドミニカ共和国の北にあり、カテゴリー3に勢力を落とし北上している。(ワシントン=香取啓介)

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