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 生後1カ月の長男を殴って重傷を負わせたとして、兵庫県警は22日、同県尼崎市大西町1丁目、トラック運転手前田正樹容疑者(29)を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。前田容疑者は「寝かしつけたが泣きやまず、7、8発殴った」と説明しているが、殺意は否定しているという。

 尼崎北署によると、前田容疑者は19日午後9時10分ごろ、自宅マンションで長男の頭などを殴り、急性硬膜下血腫や頭の骨が折れる大けがを負わせた疑いがある。長男は肝臓損傷や胸の骨が折れている可能性もあり、入院中という。

 前田容疑者はぐったりした長男を尼崎市内の病院に連れて行き、「子どもを床に落としてしまい、けいれんを起こした」と説明。病院が虐待を疑い、21日に県西宮こども家庭センター(児童相談所)に通告し、センターが県警に連絡した。

 前田容疑者は長男のほか、妻(27)と長女(1)の4人暮らし。妻は当時、買い物で外出し、不在だったという。近所の男性は「夜、尋常ではない泣き声が聞こえることがたびたびあった。通報するかどうか迷っていた」と話した。