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 フグの取扱量が全国一の山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場で22日未明、シーズンの到来を告げるフグの初競りがあった。この日の天然トラフグの入荷量は、昨年より120キロ少ない430キロ。台風18号で漁に出られなかったことが影響したという。最高値は1キロあたり1万9千円で、昨年の2万円とほぼ変わらなかった。

 山口県の内外海のほか、大分から宮崎にかけての豊後水道などで取れたトラフグで、中には3・5キロほどもある大きなものも。競り人が「この魚どうか、ええか」と威勢の良い声を上げながら、筒状の黒い袋の中で仲買人と指を握り合う「袋競り」で次々に価格を決めていった。

 市場を運営する下関唐戸魚市場の見原宏社長は「出始めとしてはまずまず。本格的なシーズンに向けて消費が伸びることを期待したい」と話した。(山田菜の花)