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 約598億円の年金加算金支給漏れ問題で、加藤勝信厚生労働相は22日の閣議後会見で、つながりにくいとの批判が出ていた日本年金機構の専用の問い合わせダイヤルを、25日から100回線に増やし、通話料も無料にすると発表した。

 専用ダイヤルは14日に10回線設置したが、約5万件の問い合わせに対し、応答率はわずか1・2%にすぎなかった。そのため15日に40回線に増やしていた。しかし21日も応答率は32・3%ほどにとどまっている。加藤厚労相は「100(回線)にすれば相当な部分についてお答えすることができるのでは」と述べた。

 また専用電話の無料化に伴う費用について加藤厚労相は「税の負担で対応したい」と答えた。20日に開かれた衆院厚生労働委員会の閉会中審査で野党側から「なぜ有料なのか」などと批判を受けていた。

 専用番号は25日に現在の0570・030・261から0120・511・612に変わる。平日は午前8時半~午後8時、土日や祝日は午前8時半~午後5時15分に受け付ける。今週末の23、24日は一部を除き全国の年金事務所で臨時窓口を設置し、午前9時半から午後4時まで対応する。