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 鳥取大医学部付属病院精神科(米子市)の岩田正明准教授のグループが、人の体内でつくられる「βヒドロキシ酪酸(BHB)」という物質に抗うつ効果があることをラット実験で確認したと発表した。英国のオンライン科学誌「Scientific Reports」に公開された。

 BHBは、糖分が欠乏した状態の時に体内でつくり出されて代わりのエネルギー源となる物質。ココナツオイルなど中鎖脂肪酸を含む油の摂取や、運動、食事の工夫などで増えるとされる。うつ病の原因の一つとされる脳内の炎症性物質を抑える作用が海外で報告されていたが、今回の研究で実際にうつ状態を改善する結果が得られたという。

 実験では、夜に光を当てるなどストレスを約1カ月間与え続けたラットと、同様にストレスを与えながらBHBも皮下注射で与え続けたラット(各16匹)を比べた。水に入れて無理やり泳がせたところ、BHBを与えたグループはストレスのないラットの行動とほぼ同じだったが、BHBを与えなかったグループは、あきらめて動かない時間が約3割長かったという。

 従来のうつ病治療薬は、うつ病…

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