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 イスのようだが、イスではない――。パナソニックの介護事業子会社「パナソニックエイジフリー」は22日、玄関などでお年寄りらが立ち上がる際の支えになる折りたたみ式の手すり器具「スタンディ」を10月25日に売り出すと発表した。

 高さ80センチ前後で、体を支える平面の手すりと棒状の手すりを組み合わせた。100キロの重さに耐え、平面手すりには実際に座ることができる。自己負担が原則1割になる介護保険を使ったレンタルで、月数百円の利用料を想定している。

 手すりの定義にこだわるのは、イスが介護保険の対象ではないため。玄関で靴を履く時や介護施設からの迎えの車を待つ時などに座りたい高齢者らも多く、「現場のニーズを踏まえて開発した」(担当者)という。(清井聡)