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 ロンドン交通局は22日、米配車サービス大手、ウーバー・テクノロジーズのロンドン法人の営業許可を更新しないと発表した。乗客の安全を確保するうえで、運転手の管理体制などが十分でないと判断した。

 発表によると、ウーバーの営業許可は9月末で失効するが、決定に不服を申し立て、手続きが終わるまでの間は営業を続けることができる。交通局は、運転手の健康状況の確認方法などに問題があるとみており、「企業としての責任を欠いている」と指摘した。

 英メディアによると、ウーバーの現地法人幹部は「運転手の生活や、ロンドン市民にとっての(交通の)選択肢を確保するため、すみやかに不服を申し立てる」と述べた。ウーバーはロンドンでは2012年に営業許可を取り、自家用車を使って乗客を有料で送迎する運転手は約4万人いるという。(ロンドン=寺西和男)