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 彦根市のキャラクター「ひこにゃん」をラッピングして城下町を走ってきたボンネットバスの「卒業式」が23日、彦根市大東町であった。

 1966年式のバスは江若交通の路線バスやホテルの送迎バスとして使われた後、長浜市に譲渡され市内を走った。97年に近江鉄道の所有となり、春秋の行楽シーズンを中心に彦根の城下町を周回。2013年に子会社の湖国バス所属となり、ひこにゃんのラッピングが施された。部品の調達が難しくなり、10月末での「引退」が決まっている。

 この日はひこにゃんが51年間の功労をたたえる「卒業証書」を湖国バス指導乗務員の尾関大遇(たいぐう)さん(44)に手渡した。尾関さんは「冷房がついていないので夏は暑かったけど、引退するとなると寂しいですね」と話していた。(大野宏)