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 俳優の仁科亜季子さん(64)に因縁をつけて現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁は23日、神戸市中央区相生町5丁目、自称元暴力団組長の笠岡和雄容疑者(73)ら男3人を恐喝未遂の疑いで逮捕し、発表した。笠岡容疑者は容疑を否認しているという。

 町田署によると、他の2人はいずれも職業不詳の小嵐太樹(30)=同市北区ひよどり台3丁目=と大植健一(31)=兵庫県西宮市北六甲台1丁目=の両容疑者。2人は「仁科さんの自宅に金は取りに行ったが脅迫については知らない」などと述べているという。

 逮捕容疑は、2012年2月以降、東京都内の仁科さん宅に「貸し付けた金を払う責任がある」などと書いた封書を複数回郵送。15年5月には自宅に押しかけて玄関のドアをたたくなどして3時間以上居座り、4600万円を脅し取ろうとしたというもの。

 笠岡容疑者は、仁科さんの元夫で俳優だった松方弘樹さん(故人)が経営する芸能プロダクションを通じて仁科さんが代表取締役を務める映画関連グッズ販売会社に金を貸していた、と説明しているという。これに対し、仁科さんは「一方的な言いがかりによる要求だ」と話しているという。仁科さんが15年7月、警視庁に相談していた。