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 日本ボクシングコミッション(JBC)が女子の日本タイトルを創設した。10月6日に東京・後楽園ホールでのバンタム級王座戦で新たな歴史が始まる。リングに上がる29歳の吉田実代(EBISU K’s BOX)は、2歳の娘を育てるシングルマザーの顔を持つ。

 21日夜、吉田は長女・実衣菜(みいな)ちゃんと東京都渋谷区のジムにやって来た。母が3分×6ラウンドのミット打ちなどをこなす間、娘はアニメの動画を見たり、他のジム会員に面倒を見てもらったりして過ごす。加山利治会長(45)は「僕もたまにご飯を食べさせます」と言う。

 吉田は鹿児島市出身。もともと格闘技が好きで、20歳で上京してキックボクシング、総合格闘技などに打ち込んだ。女子ボクシングで世界4階級を制覇した藤岡奈緒子(42)と合同練習をする中で、その強さにあこがれた。プロボクシングへの転向は26歳だった。

 デビュー戦で勝った後、結婚し、子供が生まれた。産後に減量のためトレーニングを始めると、再びリングに上がりたいと思うようになった。「選手として心残りがあって」。出産から1年足らずで復帰した。

 カムバック後に3連勝するなど…

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