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 増加する児童虐待事件に対応するため、最高検と法務省は25日から、医師や児童心理の専門家を招き、検事を対象とする初の研修会を始めた。全国の地検の検事24人が5日間の日程で虐待によるけがの見分け方や子供への聴取時の注意点を学ぶほか、児童相談所(児相)を訪問して職員らと意見交換する。

 厚生労働省によると、児相への児童虐待の相談は増え続け、2016年度12万2578件で過去最多。警察庁のまとめでも児童虐待の検挙件数は16年が1081件で前年の1・3倍だった。

 児童虐待は、親などの加害者が暴行を「転んでぶつけた」などと否認したり、家庭内のため、子供以外の目撃者がいなかったり、といった捜査の難しさがある。子供に何度も事情を聴けば心理的負担を増やす懸念も生じる。

 東京都府中市で昨年4月に小学…

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