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 政界引退を決意した自民党の谷垣禎一・前幹事長(72)=衆院京都5区=が20日に党幹部に意向を伝える直前、地元の後援会長に引退理由を説明していた。「もっとやりたいと思っていたけど、体がどうしてもいうことをきいてくれないんです」と語ったという。

 「谷垣会」会長の谷村紘一・福知山商工会議所会頭が24日、朝日新聞の取材に明らかにした。谷村氏によると、19日に谷垣氏の秘書から「谷垣が会いたいと言っています」と連絡があった。谷村氏は別の用件で東京に向かう新幹線の車中だった。昨年7月の自転車事故後、会っていない。20日午後2時に面会することを約束したが、衆院選の立候補に向けた相談だと思ったという。

 20日午後2時、療養中の東京都内のリハビリテーション病院の病室で谷村氏を迎えたのは、背広にネクタイ姿で車いすに座る谷垣氏だった。谷垣氏は次期衆院選に立候補しないことを告げ、「申し訳ない」と深々と頭を下げた。長期の入院で、少しやつれたように見えた。だが、語り口調はしっかりし、声の張りも以前と変わらなかった。

 谷村氏は何度も慰留し、「車い…

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