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 ドイツの総選挙で初めて議席を得た新興右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」に反発するデモが24日夜、ベルリンの中心部アレクサンダー広場であった。AfDが初の議席を取り、第3党に躍り出た開票結果を知って、集まった市民は「ナチは出ていけ」などと激しい言葉を浴びせた。

 デモは、AfDが「勝利集会」を開いた建物の前で行われ、若者を中心に千人以上の市民が声を上げた。「くたばれAfD」などと書いたプラカードを掲げ、「難民は歓迎だ。声を大にして言おう」と連呼したほか、「ナチは豚野郎だ」などとののしった。広場には、AfD支持者との衝突を避けるため百人規模の警察官が動員された。

 デモに参加した男性の学生(26)はテレビで開票結果を見て駆けつけた。「こんなにAfDが票を取るとは思わなかった。彼らが議会で難民を否定したり、やホロコースト(ユダヤ人虐殺)の過去を修正したりする演説をすると考えると、不安でたまらない」と語った。(ベルリン=疋田多揚)

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