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 ホンダは25日、栃木県のツインリンクもてぎで、小型バイク「スーパーカブ」の初代モデル(排気量50cc)の走行を公開した。世界最多の生産・販売を誇り、近く累計生産が1億台に達する。半世紀以上も前につくられたモデルだが、やや大きめな排気音で加速を始めると、直進、カーブとも軽快な走りをみせた。

 創業者の本田宗一郎氏が開発を指揮し、1958年に発売。耐久性と燃費の良さ、乗りやすさが人気を呼び、160を超える国・地域に普及した。飲食店の出前や新聞の配達など業務用にも幅広く使われている。ホンダによると、同じ車種でのシリーズ生産台数は四輪を含めても世界首位だ。

 いま国内で売っているのは50ccと110ccの2モデル。初代から外観はほぼ変わらない。「カブ主(ぬし)」と呼ばれる愛好家が集う「カブ主走会」が各地で開かれている。ホンダは今年の生産1億台達成に続き、来年には誕生60周年を迎えることを記念し、様々なイベントを準備している。(木村聡史)

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