[PR]

 はきやすい「ストレッチジーンズ」のはしりとして1990年代に日本でも女性に人気だったスペインのジーンズブランド「シマロン」が日本で復活する。約10年前まで取り扱っていた伊藤忠商事が年内にも再び販売する。最近は90年代ファッションが流行しており、新色も加えて日本市場に挑む。

 製造はジーンズ産地の岡山のメーカーに委託する。年内にも一部商品の販売を始めて、来年2月ごろから、大手百貨店や専門店で本格展開する。価格はストレッチジーンズが7900~1万8千円程度の予定。

 以前の「シマロン」は、当時は珍しかったストレッチ素材や多彩な色合いで、20~30代を中心に人気だった。ピーク時は世界で年間100万本が売れたという。伊藤忠は2002年に販売権を得たが、その頃は安価なジーンズに押され、06年に販売契約をいったん終了した。

 伊藤忠は、最近の90年代ファッションのブームを受け、当時の「シマロン」を知る30~40代の女性らを中心に売り込むことにした。再び販売権を得て、若い世代向けにカラージーンズの新色も出す。5年後に、年間20億円の売り上げを目指す。(鬼原民幸)