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 中国・四川省眉山市で、景勝地「黒竜灘」の行政区画の変更に抗議する住民のデモが発生した。地元当局は25日までに住民側の要求を受け入れ、計画を撤回した。中国では警察がデモを強引に抑え込むことが多いが、社会の安定が重視される10月の共産党大会を控え、当局は治安維持を優先した模様だ。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 RFAの報道によると、デモの発端は、黒竜灘の行政区画を新設した区に移そうとしたこと。地元住民は21日、観光資源などを奪われるとして抗議活動を開始。数万人規模の住民が参加した。

 大勢の警察が出動したため、反発した一部が暴徒化し、地元政府の門を押し倒し、中に突入した。地元当局は計画を取り消すと宣言したが、住民は信用できないとして現場に残ったという。(広州=益満雄一郎)

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