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 地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長(68)は26日、10月22日投開票の衆院選に市長選をぶつける「ダブル選」を断念した。国政転身を図り、後継候補を市長選に擁立するシナリオを描いていたが、「期限」の26日までに決断できなかった。自身の立候補は検討を続ける。

 市選挙管理委員会によると、市長選を10月22日に投開票するには河村氏が26日中に市議会議長に辞職を届け出る必要があった。

 河村氏は小池百合子東京都知事が代表に就く「希望の党」からの立候補を模索。自身と後継市長候補の勝利を念頭に、「盛り上がって、ええ」とダブル選に言及してきたが、結局26日には辞職を届けなかった。

 記者団に理由を問われると、「元々別の選挙だから」とはぐらかした。自身の衆院選立候補については「議員や首長の市民並み給与を日本中に広げてきた。そういう気持ちはある」と述べ、なお意欲を示した。

 ただ、河村氏が25日に小池氏の携帯電話に連絡しようとしたところ、つながらなかったという。市長として自身の政策を受け継ぐ「勝てる後継」も見つかっていない。「何とも言えん」と苦衷を語った。(関謙次)

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