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 ソニー生命保険の福山支社(広島県福山市)の元男性社員(52)が、架空の保険契約で複数の顧客から現金をだまし取ったことが26日、わかった。被害額は数千万円、被害者は10人近くにのぼる可能性がある。

 同社はすでに7月に、高松支社で別の社員が顧客から1億3千万円超を詐取した問題も公表している。連続する不祥事を受け、同社は全国約230万件の契約者に通知文を送り、注意を呼びかける異例の事態となった。問題は金融庁にも報告され、同庁が検査に入った模様だ。

 7月に保険契約者から契約確認の問い合わせがあり、架空契約が発覚した。元社員が複数の顧客から保険契約の名目で現金をだまし取っていた。同社は調査中として、被害の弁済状況などは明かしていない。問題を公表するかも「決めておらず、被害の規模などに応じて決める」という。

 同社は7月、高松支社の元社員が、複数の顧客から計1億3千万円超をだまし取っていたと公表した。同社は全契約者への注意喚起の通知送付に加え、ホームページにも注意を掲載した。問い合わせはカスタマーセンター(0120・158・821)。(河合達郎)