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 死者・行方不明者計63人を出した御嶽山(おんたけさん、長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火災害から27日で丸3年。ふもとの長野県王滝村で27日午前、新たに建立された慰霊碑の除幕式があった。午前11時すぎに遺族代表らが除幕すると、犠牲者を悼む「鎮魂」の文字が現れた。

 慰霊碑は王滝村と隣の同県木曽町、遺族でつくる実行委員会が寄付などを使い、山頂を遠望できる公園の高台に建立した。鎮魂の文字は京都・清水寺の森清範貫主が揮毫(きごう)し、向かって右側に噴火災害を風化させない誓いと犠牲者へ慰霊の言葉を記した「銘文碑」、左側に犠牲者の名前を刻んだ「芳名碑」を置いた。

 追悼式では、噴火した午前11時52分に合わせ、遺族約100人を含む出席者らで1分間黙禱(もくとう)。遺族の代表が言葉を述べ、参列者らが献花した。(羽場正浩)