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 村井嘉浩・宮城県知事が、25日に仙台市内で開かれた現職の自民党衆院議員のパーティーで、10月22日に投開票の同知事選と、同日に見込まれる衆院選に関し、この議員と自身の名を投票用紙に記載するよう呼びかけたと受け取れる発言をしていたことがわかった。公職選挙法で禁じられた選挙の事前運動にあたる可能性もあり、議論を呼びそうだ。

 村井氏は西村明宏衆院議員(宮城3区)のパーティーで、「10月22日は倍返しで応援したい。1枚目の投票用紙には西村明宏とよろしくお願いします」とあいさつ。さらに「2枚目の投票用紙は公明党、3枚目は国民審査ですので○でも×でも。4枚目の投票用紙はぜひ村井嘉浩とよろしく」と述べた。

 公職選挙法は、告示や公示の前に特定の候補者名を挙げ、有権者に投票を呼びかける行為を禁じている。

 村井知事は27日、報道陣の取材に対し「会費制の集会で、西村氏と私の支援者しかいなかった。不特定多数の前ではなく、支援者に投票を呼びかけても事前運動にはあたらない」と反論した。