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 米海軍太平洋艦隊のスコット・スウィフト司令官は25日、退役の意向を表明した。管轄するアジア・太平洋地域でイージス駆逐艦の事故が相次いだことが影響したとみられる。

 スウィフト氏は声明で、海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長から昇任の見通しがないことを伝えられたと説明。上官のハリス太平洋軍司令官の後任に就く可能性がなくなったことから、海軍の伝統に従い、退役願を提出したという。

 太平洋艦隊では、指揮下にある第7艦隊所属のイージス駆逐艦が6月に伊豆半島沖でコンテナ船と衝突し、乗組員7人が死亡。さらに同型の駆逐艦が8月にマラッカ海峡でタンカーと衝突して乗組員10人が死亡した。一連の事故を受け、第7艦隊のアーコイン司令官が解任されるなど、幹部の刷新が続いていた。(ワシントン=杉山正)

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