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 電子部品大手のオムロンは27日、自動車の運転手が運転に集中しているかどうか判定する技術を開発したと発表した。赤外線カメラを内蔵したセンサーを使ってまばたきや視線の向きをとらえることで、サングラスをしていても、居眠りなどを認識できるという。

 顔の表情を読み取る独自の画像認識技術とAI(人工知能)を組み合わせたセンサーを、ハンドル近くに設置。運転手の異常を認識した場合、警報音を鳴らしたり緊急に停車したりするしくみができるという。

 赤外線の照射角度を工夫したことで、サングラスをかけていても、目の動きがはっきり認識できるようになった。まばたきの回数や視線の方向などから居眠りやよそ見の危険性をAIが予測する。スマートフォンを操作するなど、運転手の集中力が落ちていることも判断できるという。

 AIを活用した車の運転手の居眠り防止技術では、パナソニックも、居眠りの危険を察知すると、空調が冷風を出すなどの警告動作をするシステムを開発した。衝突防止や自動運転に対応した車への搭載を見込んでいる。(辻森尚仁)