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 UCC上島珈琲は、新開発したサーバーでビールのように注ぐ、喫茶店やレストラン用のアイスコーヒーの販売を始めた。黒ビールのように泡立つのが特徴だ。飲み方の提案も合わせ、業務用コーヒーの販売拡大をめざす。

 ビールサーバーと似た構造で中に缶入りの業務用コーヒーを入れて使う。窒素ガスと攪拌(かくはん)させてコーヒーが出る仕組みで、誰が入れても細かな泡が立つよう工夫した。泡の甘みも感じられるのが特徴だという。野球場などで背負って売り歩くことができる小型のサーバーも試作中だ。

 カップに注いだブルーマウンテンコーヒーの香りを金箔(きんぱく)で閉じ込め、見た目にも楽しむことも飲食店に提案していくという。また、消費者にはグラノーラにミルクコーヒーをかける食べ方なども提案する。

 全日本コーヒー協会によると、16年の国内のコーヒー消費量は前年より2・3%増え、4年連続で過去最高を更新した。豆の品質や焙煎(ばいせん)・抽出法などを重視する「サードウェーブ(第3の波)」と呼ばれるブームもある。

 それでも、UCCの試算では1人当たりの消費量は年間373杯で、500杯以上飲む欧米より少ない。27日に、販売戦略を発表した上島達司会長は、「好調なうちに(サードウェーブの)次のコーヒー文化をつくる挑戦をしていく」と話した。(伊沢友之)

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