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 公式戦29連勝の新記録をつくった将棋の中学生棋士、藤井聡太(そうた)四段(15)が27日、八つあるタイトル戦の一つ、棋聖戦の1次予選で、竹内雄悟(ゆうご)四段(29)に154手で勝った。来年6~8月に行われる羽生善治棋聖(47)との五番勝負の挑戦者を決める戦いの一環。日本将棋連盟の発表によると、藤井四段のデビュー以来の通算成績は42勝6敗。

 この日は大阪市福島区の関西将棋会館で午前10時に始まり、午後1時29分に終局。両者が持ち時間を使い切ってから80手以上が指され、検討陣の優劣の見解も二転三転した大熱戦だった。

 終局後、藤井四段はインタビューに対し、「形勢が揺れ動いた場面も何カ所かあったと思う。最後はなんとか勝つことができた」と話した。次の対局となる朝日杯に臨む抱負については、「2次予選に進めば、また、強い先生と対局することが出来る。一歩一歩頑張っていきたい」と述べた。一方、今回の対局までに藤井四段に3連敗していた竹内四段は「『負けられないな』と思って臨んだが、実力不足でした。最後、『良くなったかな?』と思ったが、勝ちきれなかった」と振り返った。

 次の対局は10月6日、朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)で宮本広志五段(31)と戦う。勝った方が1次予選突破となる。(佐藤圭司)