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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古の南側の埋め立て予定海域で、環境省のレッドリストに記載されたサンゴの群体が見つかった。27日に東京であった環境監視の委員会で防衛省が報告した。工事日程への影響はない、と説明している。

 防衛省によると、見つかったのはオキナワハマサンゴの群体(長径約6・5センチ)。次の着工を予定している「K1」「N5」護岸の間で7月に見つかり、9月18日時点でも生きていることが確認された。

 防衛省は、付近では汚濁防止の枠を二重にして護岸工事を進めるとしているが、レッドリスト記載のサンゴは区域外への移植が必要なため、近く翁長雄志(おながたけし)知事にサンゴをとる許可を申請する。ただ、翁長氏は辺野古移設に反対しており、許可に時間がかかれば工事に影響する可能性もある。

 また防衛省は、護岸工事に使う資材の一部を船で運ぶ計画も示した。「車両で運ぶより環境負荷を減らせる」と説明した。