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 宮崎市の大淀川沿いの橘公園に植えられた南国・宮崎を象徴する木、フェニックスが相次いで折れた。原因は土中のカビの一種と推測され、病気にかかり弱くなっていた木が、夏の台風で折れたとみられている。市は対応を検討している。

 橘公園は、かつてホテルが立ち並び「宮崎観光の玄関口」とも呼ばれた通り沿いにある。折れたのは57本のうち宮崎観光ホテル前の3本。1本は8月、2本は9月のそれぞれ台風通過後に折れたのが見つかった。

 市公園緑地課によると、昨年ごろ葉に元気がなくなったのを確認。調べたところフザリウム菌という土中のカビの一種が原因の「立ち枯れ病」と推測された。フェニックスはこの菌の影響を受けやすく、病気になってもろくなった木が、台風の強風で折れたとみられている。景観上よくないため、3本は幹ごと撤去されるという。

 橘公園にはほかにも、葉が枯れたり、葉が少なくなったりした木がある。市の担当者は「薬剤の量を増やして抵抗性を強くしたい。年月がたって高くなった木は植え替えも検討する」と話している。(河崎優子)