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 大阪市の印刷所の従業員が胆管がんを発症した労災問題で、患者4人の組織を調べたところ、異なる遺伝子変異が引き起こしたがんや前がん病変(がんになる直前の状態)が多くあったことが国立がん研究センターなどのチームによる研究でわかった。患者は今後、新たにがんを発症する可能性があるという。28日、横浜市で開かれる日本癌学会で発表される。

 チームは、手術を受けた男性従業員4人(31~40歳)の胆管がんや周辺組織を解析。4人合計で九つのがんと七つの前がん病変を特定した。がんや前がん病変を引き起こした遺伝子変異の種類の大半が異なっていたことから、一つのがん細胞から広がったのではなく、それぞれ単独で発生したと考えられるという。

 がんは正常細胞の遺伝子に繰り返し異常が起きることで発生する。切除されていない部分に遺伝子変異があれば、がん細胞になる可能性がある。同センターの土原一哉・先端医療開発センター分野長は「一度、がん組織を切除しても別のがんが発生する可能性が高いことがわかった。患者さんの経過観察を長期的に続けることが重要」と話している。

 一方、変異が起きた塩基配列の…

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