南米チリを訪問中の秋篠宮ご夫妻が27日(現地時間)、首都サンティアゴの大統領府で日本とチリの外交関係樹立120周年を祝う記念式典に出席した。秋篠宮さまは「現在の友好関係を築き上げた両国の先人の努力に敬意を表しつつ、さらなる発展に向け、ともに進んでいければと思います」とおことばを述べた。

 両国が修好通商航海条約を結んだのは1897年。式典には政府関係者や日系人ら約130人が出席した。秋篠宮さまは、地震災害の多い両国が防災分野で幅広く協力してきたことに触れ、「共同活動によって両国の絆がさらに深まることを期待しております」と語った。

 チリのバチェレ大統領は「地震国である両国は互いに技術を共有しないといけない」とあいさつ。北朝鮮が核実験やミサイル発射を繰り返していることにも触れ、「もちろんチリは北朝鮮の脅威に反対する。平和が世界に浸透するよう努力し続ける」と述べた。式典ではチリの民族舞踊や音楽も披露された。(サンティアゴ=田村剛