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 南米・ペルーの古代遺跡で、互いを傷つけ合う儀式が行われていた可能性が高いことが人類学者らの研究でわかった。聖マリアンナ医科大学の長岡朋人准教授(人類学)らが論文にまとめ、28日に公表した。

 人骨が見つかったのはペルー北部、アンデス山脈山中にあるパコパンパ遺跡。

 今回発見された紀元前13世紀~同6世紀の人骨を調査したところ、7体に、頭蓋骨(とうがいこつ)の陥没や顔面骨折、足の骨折、ひじの脱臼などが認められた。中でも頭蓋骨や顔面に損傷を受けた人骨では、繰り返し打撃を受けた痕が確認された。

 損傷した人骨は骨盤の様子などから35歳以上の中高年と見られ、骨に栄養失調の痕跡はなかった。重傷の骨折箇所がきれいに治癒した痕もあった。打撃に際し、鋭利な武器が使われた痕は認められていない。

 人骨が出土したのは神殿跡。「…

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