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 旅客機の機体のパネルが27日、茨城県稲敷市の鋼材加工メーカーの敷地で見つかり、全日空(ANA)は28日、同社運航のボーイング767型機が飛行中に落としたものだったと発表した。けが人や建物の被害はなかった。

 パネルは強化プラスチック(FRP)製の台形状で、長い辺60センチ、短い辺30センチ、横147センチ、重さ3・14キロ。成田空港のB滑走路北側から発着する際の飛行ルート近くで見つかった。左の主翼の付け根にある脱出用スライドを収納するパネルで、中国・アモイから成田空港に向かっていたANA936便が7日に落としたという。

 この機体は翌8日にも、成田空港へ飛行中に同じパネルを落としているが、このパネルはまだ見つかっていないという。ANAは原因について「非常時にパネルを外すための高圧窒素ボトルからわずかな窒素が漏れ、パネルのロックが外れた」と説明。「関係者とご搭乗の皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」とコメントした。(根岸敦生