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 地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は28日、希望の党から公認を得られた場合は衆院愛知1区に候補者を擁立する意向を表明した。一方、愛知県の大村秀章知事は同日、自身の衆院選立候補の可能性を否定した。

 河村氏は愛知1区への減税側の候補擁立について「何とか立てないかん」と記者団に述べた。関係者を通じ、希望の党代表の小池百合子東京都知事に公認を打診しているという。

 愛知1区は、河村氏の衆院議員時代の地盤。2012、14年衆院選では自派の候補を擁立している。

 擁立の意向を表明したのは、民進党が希望に事実上合流する動きが背景にある。愛知1区の民進元職、吉田統彦氏は28日、取材に希望から立候補する意向を示した。一方、河村氏は小池氏との関係の深さを訴え、公認を勝ち取りたい考えだ。

 ただ小池氏側からの連絡はなく、河村氏は「どうなっているか分からない」とこぼした。河村氏周辺は「市長以外では公認はもらえない」との見通しを話す。だが、市長職の「勝てる後継」は見つかっておらず、自身が立候補に踏み切るかはいまだ不透明だ。

 大村氏は小池氏との連携が取りざたされる。28日、記者団に立候補の可能性を問われ「私は知事ですから、そういうことは考えていません」と明確に否定した。衆院解散については「首相自らの身を守るための解散と受け止められても仕方がない」と、安倍晋三首相を改めて批判した。(関謙次、日高奈緒

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