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 来月22日に投開票される衆院選で、前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が滋賀1区に立候補する意向を固めた。民進党関係者と10月1日にも発表する。希望の党に公認申請をする方針。

 嘉田氏は2006年の知事選で初当選。2期目途中の12年の衆院選で「日本未来の党」をつくり、党首として「卒原発」を訴えた。14年に知事を退き、びわこ成蹊スポーツ大学長を務めてきた。

 滋賀1区では、前衆院副議長で民進党の川端達夫氏(72)が引退を表明。嘉田氏は後継として立候補を要請されたが、いったんは固辞した。しかし、希望の党が公約の一つに「原発ゼロ」を掲げたことで、原発依存から脱却する社会を実現できる機会と判断。すでに大学側には学長職の辞意を伝えているという。

 嘉田氏は29日、取材に対し、「(希望の党の代表で都知事の)小池百合子氏に対する『二足のわらじ』の批判は私も受けたことがあり、共感を覚える。琵琶湖を原発の危険から守る立場で行動していきたい」と話した。

 滋賀1区には、自民前職の大岡敏孝氏(45)と共産新顔の斉藤幸子氏(60)が立候補を予定している。