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 奈良県山添村の山中で8月14日、小型機が墜落して大阪市内の夫婦が死亡した事故で、機体を回収する作業が30日、墜落現場であった。県警と国の運輸安全委員会が事故原因の解明に向けて調べる。

 作業は午前10時ごろから始まった。民間の航空会社のヘリコプターがエンジンや主翼、尾翼など山中に散乱した機体を、現場近くの運動場まで何度も往復して運んだ。今後、移送先で県警はこの機体を証拠品として押収し、小型機の整備会社(大阪府八尾市)に保管を委託する。

 県警は管制官との通信記録や機体の整備記録を調べるなど業務上過失致死容疑で捜査している。運輸安全委は事故原因と再発防止策を、1年後をめどに報告書にまとめて公表する。(加治隼人)