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 仙台市青葉区一番町で100年以上にわたり営業してきた古書店「熊谷書店」が30日、閉店した。東北大片平キャンパスに近く、一時は5軒あった古書店街も、残り1軒のみになる。

 店主の熊谷道也さん(79)によると、約90平方メートルの店舗には文学作品から学術書、郷土史など、幅広いジャンルの約3万冊を陳列していた。記録は残っていないものの、熊谷さんの祖父が明治の末ごろに創業。1945年の仙台空襲で焼けたが再建した。新聞記者だった熊谷さんは41歳で店を継ぎ、一時は大いに繁盛したという。

 しかし、活字離れのせいか、次第に売り上げが減少。1年半前に閉店を決断した。最終日となった30日は7割引きセールを実施。かつての常連客らでにぎわった。

 60年近く通ったという市内の…

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